
今日、2017年2月21日、びっくりするニュースが入ってきました。
「折り紙と言えばダイヨ」という代名詞で知られる、
老舗折り紙販売会社「大与紙工」が破産したのです。
私が覚えている、ここ最近で老舗の会社が倒産したといえば、「羽衣文具」でしょうか。
羽衣文具の大ヒット製品とされている「羽衣チョーク フルタッチ」というチョーク。
学校の先生や数学界の専門家から愛されたチョークだったのです。
しかし、代表者の後継ぎがいないということや、
ホワイトボードに移行する学校が増え、黒板離れの深刻化といった理由で、
この羽衣文具が倒産してしまったのです。
そして今回のダイヨの折り紙を製していた大与紙工株式会社。
それは一体どんな会社だったのでしょうか。
また、破産・倒産した原因、
そしてダイヨ以外に折り紙はあるのか調査しました。
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目次
大与紙工とはどんな会社だった??
大与紙工株式会社は、大阪市天王寺区空堀町に本社をおく老舗折り紙専門製造会社。
明治24年(1891年)に開業し、なんと120年以上折り紙を作り続けていたのです。

昔の人だと、「折り紙と言えばダイヨ」という認識がしっかりとありました。
学校でもダイヨの折り紙を使って、いろいろと工作をしたブームがありました。
しかし、そのブームが時代の変化にともない、なくなってきてしまっています。
もちろん大与紙工は何とかして、折り紙ブームを取り戻そうと努力していました。
いろいろなイベントを開催するなど懸命になっていました。
しかし、うまくいかず、今回の破産手続きを受けるかたちになってしまいました。
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破産(倒産)した理由・原因は??
さて、大与紙工株式会社がなぜ破産してしまったのか、その理由・原因にせまっていきましょう。
若者の折り紙離れが深刻→ゲームに移行
大きな原因としては、「子どもたちの折り紙離れ」でしょう。
昔の子供たちは、外で遊び、雨の日は家の中で折り紙を折って遊んでいたものです。
家の中で折り紙で遊んでいる人は今では急激に減っています。
やはりみんな「ゲーム」や「スマホ」で遊んでいます。
少子化が原因
やはり今の時代は「少子高齢化」と言われているように、
「少子化」が原因です。
やはり子供たちがいないと、折り紙ブームにはなかなか至りません。
100円ショップなどのライバルが登場
昔は、金や銀のキラキラ・カラフルの折り紙をもらったら、すごく嬉しかったですよね!
「素敵だから1枚とっておこう」
ってなっていました。
しかし、今では100円ショップですぐにそのキラキラ・カラフルの折り紙を
手に入れれるようになりました。
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ダイヨ以外に折り紙はある??
「折り紙はダイヨ」と言われていたのは昔の話です。
今はたくさんのメーカーが販売しており、
100円ショップでもすぐに折り紙を手に入れれるようになりました。
トーヨーという折り紙会社
例えば、「「おりがみ」で業界No.1のシェアを占める」とうたっている株式会社「トーヨー」の折り紙。

アマゾンで折り紙と検索してみると、すぐに、こちらのトーヨーの製品が出てきました。
普通に販売していますよ。
「ぺんてる」も折り紙を販売
文房具で有名な「ぺんてる」。
その他にも、いろいろな会社が折り紙を製造しています。
やはり、ライバルが増えたことも破産の原因でしょうね。
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