
2018年冬に開催される韓国・平昌五輪のためのプレ大会「フィギュアスケート四大陸選手権」が2017年2月17日・18日に開催されました。
そして注目すべき人物はやはり、高校生の三原舞依選手!
ショートプログラム(SP)で4位という結果だったものの、
フリーで自己ベスト記録となる得点134.34点をたたき出し、
合計得点200.8点でみごと逆転優勝を飾ったのです。
ところが、その三原舞依選手、実は難病指定の重い病気を患っていたのです。
そんな難病を乗り越えて今回の素晴らしい記録を出すことができたのです。
一体、三原舞依選手とは、どんな人物なのでしょうか。
三原舞依選手の経歴や難病について、見ていきたいと思います。
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経歴・プロフィール
- 名前 三原 舞依(みはら まい)
- 生年月日 1999年8月22日
- 出身地 兵庫県神戸市
- 年齢 17歳
- 身長 154cm
- コーチ 中野園子、グレアム充子
- 振付師 マッシモ・スカリ、佐藤有香
- 中学校 神戸市立飛松中学校
- 高校 兵庫県立芦屋高等学校 在学中
難病とはどんな病気??
三原舞依選手は実は難病指定の病気を抱えていたのです。
その病名は「若年性突発性関節炎(若年性リウマチ)」という病気。
「若年性突発性関節炎」とは、16歳以下に発症するリウマチのことです。
「若年性突発性関節炎」は3つのタイプに分かれています。
- 全身型
- 多関節型
- 少間接型
この3つのタイプのうち、どれに該当するかで治療方法も変わってきます。
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「若年性突発性関節炎」の原因は?
やはり気になるのが、「若年性突発性関節炎(若年性リウマチ)」の原因。
しかし、残念ながら、現在のところ、「若年性突発性関節炎」の原因は分かっていないそうです。
「ストレス」「ウイルスの感染」「免疫異常」が多少関わってきているのではないかとは考えられています。
難病の回復は?状態は良くなる?
「若年性突発性関節炎」は治療をしっかりとすれば、
だいたい60%の患者の症状は完治すると言われています。
また、手術の必要性があるのかどうか調べたのですが、
とくに若年性リウマチで手術をするという話は、
見つかりませんでした。
状態によってはステロイド性消炎鎮痛剤で治療をするそうです。
三原舞依さんの場合、今現在は症状が治まっているように見えます。
その証拠にあれだけスケートという激しい動きができるということですね。
ですから、難病が完治するのももうすぐといったところではないでしょうか。
三原舞依選手はまだ高校生ですから、まだまだスケートを上達できる伸びしろはいくらでもあります。
これからもがんばって、自己ベスト、そして世界記録を塗り替えていってほしいですね。
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