
東京で悲しいことが起きました。
東京都品川区のマンションで14日、インフルエンザにかかってリレンザを服用していた中学2年の男子生徒(14)が4階の自室から転落し、死亡していたことが15日、警視庁大井署への取材で分かった。同署は事故の可能性が高いとみて詳しい状況を調べている。
大井署によると、14日午後0時50分ごろ、品川区大井のマンションで母親から「息子がいない」と110番があった。駆け付けた警察官らがマンション敷地内のフェンスに服の一部が引っ掛かり、宙づりになっていた生徒を発見。搬送先の病院で死亡が確認された。
引用元:共同通信社より
リレンザといえば、たいていの人が、インフルエンザにかかったとき、治療薬として処方されるお薬です。
使用したことのある方だと分かると思いますが、リレンザの仕組みは、「回転盤にカプセルを装着して、そのカプセルを針(?)で割って吸い込む」という流れですよね。
では、そのような事態になったということは、リレンザというお薬に問題があり、危険な薬なのでしょうか。
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異常行動が問題となったタミフル
リレンザについてはさきほど簡単に説明しましたが、「タミフル」というお薬を覚えてますか?
何年か前まで、頻繁に「タミフルによる異常行動」の問題がニュースに取り上げられていました。
タミフルは、インフルエンザ菌に対して、強い抵抗力と即効性で効き目は鋭いのです。
しかし、強い効き目を持っている分、副作用も強く、副作用があまりにも強くなってしまうと、異常行動に至ってしまいます。
それによって、未成年のタミフルの服用は控えるべきだとしていて、今では一般的にリレンザが処方されています。
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リレンザにも副作用はある
リレンザは最近開発され販売された薬です。
確かに、タミフルよりかはリレンザの方が、副作用が少なく、異常行動に至りにくいとして認知されています。
しかし、リレンザの副作用は完全にないという訳ではないので、特に未成年は注意が必要です。
どんな副作用かというと、主に下痢や嘔吐、頭痛、腹痛というものです。これはまだ軽い方ですが、症状が重くなれば、呼吸困難など呼吸器官に影響が出てきてしまいます。
そうした場合、速やかに救急車を呼ぶなどして、病院を受診してください。
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リレンザを予防薬として飲むことができる
特に受験生はインフルエンザにかかりたくないということで、ほとんどは病院で予防接種を受診します。
それはそれでインフルエンザの予防策になるのですが、もっと予防したいのであれば、リレンザを予防薬として飲むことができるのです。
リレンザの予防期間は、リレンザを予防用として使っている期間のみ持続し、最大連続で10日間です。
もし、リレンザを予防用として服用したいのであれば、主治医に相談し見てくださいね。